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    • バストに注入する脂肪に脂肪由来幹細胞を混和【脂肪豊胸手術での再生医療の種類・手順・デメリット】
  • バストに注入する脂肪に脂肪由来幹細胞を混和【脂肪豊胸手術での再生医療の種類・手順・デメリット】

    脂肪豊胸手術での再生医療
    投稿日:2022年5月22日
    更新日:2024年9月3日
    カテゴリー:
    • 整形外科

    美容外科領域での豊胸手術には、主に3種類の方法があります。

    美容外科領域での豊胸手術の種類とデメリット

    美容外科領域での豊胸手術の種類とデメリット

    1つ目はヒアルロン酸などのフィラーと呼ばれる注入物を注射器でバストに注入する方法で、この方法は最も手軽ですが、持続期間が短いことや、一度注入したら完全に摘出ができないというデメリットもあります。また、最近はヒアルロン酸自体の安全性にも疑問符がつけられるようになってきています。

    2つ目はシリコンバックを挿入する方法ですが、こちらも10年程度すると入れ替えの必要性もあります。また、触り心地や動きも不自然になりがちです。さらに数年前にはシリコンバックが原因の悪性のリンパ腫の報告もあり、厚労省で認可されていたシリコンバックも自主回収されたことがあり、安全性にも疑問が出ています。

    3つ目は脂肪豊胸手術です。これは自分の脂肪をお腹や二の腕、太腿などから数ミリの穴から脂肪吸引して、やはり数ミリの穴からバストに注入して移植する手術です。自分の脂肪ですから安全・安心かつ感触も動きも自然で、最近では豊胸手術のうちで一番多く手術されている方法です。デメリットとしては、定着できる量に限界があるので、一度に大きく出来るのは1〜2カップ程度ということです。

    脂肪豊胸手術での再生医療の利用方法

    当院はこれらの豊胸手術のうち、脂肪豊胸手術を専門としている美容外科クリニックで、脂肪豊胸手術での再生医療の利用方法としては、バストに注入する脂肪に脂肪由来幹細胞を混和して注入することを行なっています。

    これにより、通常の脂肪豊胸手術に比べて短期間で幹細胞自身が血管に分化したり、また幹細胞が成長因子を産生することにより脂肪の定着が向上する効果が期待できます。長期的には幹細胞が脂肪細胞に分化することで豊胸効果の持続性が増し、中性脂肪が蓄えられることによってバストサイズが増大することも期待できます。現段階では、最先端の脂肪豊胸手術となっています。

    幹細胞添加脂肪豊胸手術の手順

    実際の幹細胞添加脂肪豊胸手術の手順としては、まず、1回目の手術として、10cc程度のご自分の脂肪を吸引します。これをCPC(細胞培養加工施設)に送り、脂肪由来幹細胞を抽出して、6週間培養して、幹細胞の数を増やします。

    それから本番である2回目の手術である脂肪豊胸手術当日にバストへの脂肪移植に使う脂肪を大腿裏などから約700cc採取します。この脂肪に培養して増やしたご自分の幹細胞を均等に混和し丁寧に脂肪を注入してバストを完成させます。以下、手術症例です。

    術前
    術前
    術後(脂肪豊胸3回)
    術後(脂肪豊胸3回)
    3Dスキャナーで術前後を合成して変化を評価

    さらに当院の場合、手術結果に個人差があることを考慮してサイズ保証制度というものを導入しており、再生治療であれば2カップ以上大きくなっていなければ手術代無料で再手術しております。

    再生治療を利用した脂肪豊胸をご検討の方は、是非当院にご相談ください。

    コラムの監修者
    坂内将佑貴

    銀座3丁目・BANNAI美容クリニック
    坂内将佑貴

    院長
    医学博士
    脂肪豊胸を専門にして美容外科治療をしてきました。その間、通常の方法では魅力的なバストを作るのに限界を感じ、自分オリジナルの手術方法を開発し、その方法で2000症例以上の脂肪豊胸の手術をしてきました。
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      医学博士
      脂肪豊胸を専門にして美容外科治療をしてきました。その間、通常の方法では魅力的なバストを作るのに限界を感じ、自分オリジナルの手術方法を開発し、その方法で2000症例以上の脂肪豊胸の手術をしてきました。
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